こんにちは、スタッフの菊本です。

現在ギンザ・グラフィック・ギャラリーで行われている「指を置く」展に行ってきました。

 

「指を置く」展は

ピタゴラスイッチで有名な佐藤雅彦さんと

我らがMMMの審査員として有名な!!!!斎藤達也さんによる展示です。

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この展覧会の特徴は、全ての作品に自分の指をおいて自分が主体となって作品を鑑賞する所にあります。

展覧会の意図としては、これまでメディアを利用する際になるべく無視しようとしていた

自分の身体、特に指に焦点をあてて「指(身体)とグラフィックデザインの新しい関係」を考えるということらしいです。

(例として、本を読むときに話に集中するために視界に入る手は無視しようとするし、映画を観るときは自分の身体が見えないように周りを暗くしているよね〜と言う事が話されていました。たしかに。)

 

展示されている図版に、自分の指を置く行為は最初はなんとなく恥ずかしく勇気のいりますが

一度、体とグラフィックが一緒になった作品を体感すると、私だけでなく来ている人皆が夢中になって

作品に参加しているのが印象的でした。

 

また、同時に開催されたギャラリートークも聴いてきました。

ギャラリートークのテーマは「指先が作りだす脳内現象」ということで

斎藤達也さんとマジシャンの高橋ヒロキさんによるトークショー?マジックショー?でした。

 

高橋さんによると

マジックは、

■見る人に「不思議 wonder」と「驚きsurprise」を提供する

■ そしてそれは、

①目の前で起こる事象(例えばカードが手の平からポケットに移動する)を

②マジカルジェスチャー(指をパチンと鳴らすなど)によって、

さもマジシャンが目の前で起きた事象をマジシャンが起こしたことのように見せること

とお話されていました。

 

今回の展示では、様々なカードを消したり、コインを移動させたりとマジックを起こすのではなく

目の前にある紙の上に指を置くだけで様々な現象が起こります。(正確には起こったような感覚に陥ります。)

そのような感覚は、私達のDNAに組み込まれた経験が「指」に蓄積された結果なんだよー

これまで排除してきた指をメディアに参加させるとこんなに沢山の情報・経験を得ることもできるんだよー

というのが、今回の展示のやりたかった事なのだと、改めてお話を聞いて感じました。

 

ちなみに作品の中で私のお勧めは「体を水が流れてる感じになるやつ」(もちろん正式な名前ではありません笑)です。

これほどまでに実際に見に行かないと分からない展示もそうないと思うので

ぜひ皆さんgggに足を運んで見てください。

残りの日程も少なくなってきてしまいましたが2月28日まで銀座で行われています!

詳細はこちらから

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