開催概要

みなとメディアミュージアム(以下、MMM)は、茨城県ひたちなか市那珂湊地区を中心に開催する地域芸術祭です。毎年、全国からアーティストを募集し、厳正な審査を経て、出展作家を選出します。出展された作品は会期中(8月〜9月、約2〜3週間)、那珂湊の駅やまちなかを中心に、ひたちなか海浜鉄道沿線や車輌内にも展示されます。また、ワークショップやその他の関連事業の運営も行っています。MMMは「産(主に那珂湊地区商店街、ひたちなか海浜鉄道湊線)+学(主に教育関係者)+芸(アーティストおよび美術関係者)」の三者からなる実行委員会により運営されています。2009年に第1回目のMMMを開催以降、毎年開催していましたが、2020年は新型コロナウイルスにより初の中止となり、2021年は2年ぶり12回目の開催となります。

実行委員会挨拶

展示会名 みなとメディアミュージアム2020⇒2021
会期 展示開催期間:2021/8/30(月)-9/11(土) 11:00-18:00
※最終日は16:00まで。
会場(予定) ひたちなか海浜鉄道湊線車両/駅構内
那珂湊地区商店街など
主催 みなとメディアミュージアム実行委員会
共催 決まり次第ご連絡いたします
後援 決まり次第ご連絡いたします
協力 一般社団法人新宿メディア芸術地域活性化推進協会

MMM2020⇒2021のコンセプト 「語り得る可能性のすべて」

「語り得る可能性のすべて」。

このテーマに私たちが込めたのは、作家一人一人が那珂湊という土地に赴き、「わたししか語ることのできない」那珂湊を捉え、表現して欲しい、という思いです。

MMM開催の舞台は、茨城県那珂湊です。では、那珂湊らしさ、とはいったいなんでしょうか。よく聞かれるのは以下のようなことです:「海がある」「お魚市場で、新鮮なお魚を食べられる」「反射炉で歴史を感じられる」「湊線が通っている」

このような「那珂湊らしさ」には、素朴な分かり易さがあるため、そこに住まわない私たちは無考えにそれらを受け入れてしまいがちです。「海が、那珂湊である」「お魚市場が、那珂湊である」と。でも、そのような分かり易い定義によって、捨ててしまう固有の体験がないでしょうか。地元の中華料理屋で食べる大盛りのタンメンの味や、朝方、空にくっきりと浮かび上がる松の木の黒さ…。那珂湊にて過ごす中で、私たちは一回性の現象に数多く出会い、「わたしだけ」の記憶をつむいでいるはずです。しかし、思い込みは私たちを限りなく無神経にして、最大公約数としての「らしさ」を語ろうとする姿勢を醸成します。

そのような他者によって作り出された「らしさ」や思い込みを解体し、今、この瞬間に生きている「わたし」の感覚を見つめ直すことができないでしょうか。私たち一人一人は、異なる体を持っています。異なる時に、異なる場所にいます。この体を使って、それぞれが那珂湊という土地で体験するものごとは、限りなく個別具体的であるはずです。それらを主体的に拾い集め、解釈し、つなぎ合わせ、意味を与え、「わたしにしか語ることのできない」那珂湊の意味を、物語って欲しい。そうした願いを込めて選ばれたアーティストたちの、それぞれの眼差しに触れるひと時が生まれることを期待しています。

みなとメディアミュージアム実行委員会とは

みなとメディアミュージアム実行委員会は、「(那珂湊地区商店街、ひたちなか海浜鉄道湊線)+(主に教育関係者)+(アーティスト、芸術関係者)」によるグループです。 「アートは社会を変えられる」のキーワードの元、芸術表現と地域との協働でまちの活性化を図る活動として、毎年MMMを開催しております。

今までの歩み

MMMは2009年より開催しており、これまで多くの方々にご来場いただいております。また、テレビ東京、NHK水戸、ケーブルテレビ茨城、IBSラジオ茨城放送、茨城新聞、常陽新聞、交通新聞など、多くのメディアにも取り上げて頂きました。 2012年には、いばらきイメージアップ大賞の奨励賞を受賞。2014年にはひたちなか市誕生二十周年記念式典にて表彰されました。2015年には、いばらきデザインセレクションのソーシャルデザイン部門において選定されました。10回目となるMMM2018では、記念大会として過去の大賞作家によるイベントを実施しました。令和初日2019年5月1日に10周年を迎えました。

MMMのビジョン

アートをつくり、伝えるという一連の行為をメディアとし、ひとつのまちですごした記憶によって人々を結び、故郷といえるような共同体をめざします。

MMMへのお問い合わせ

「MMMに興味がある」、「活動を見学してみたい」、「取材を申し込みたい」、「スタッフ・サポーターとして活動に関わりたい」、「作品展示を検討している」など、多様なご用件を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。