小平アートサイト2012にて高良信彦さん展示

こんにちは^^
スタッフの伊藤です。

日々寒さが厳しくなるようですがみなさん寒さ対策は大丈夫ですか?
しっかり内側からあったまるには鍋が一番ですね・・・みんなで食べればお財布にも優しい!
今年は何鍋が流行るんでしょう?

 

 

さてさて前回に引き続き、今回もMMM2012に参加してくださったアーティストの展示の紹介です!

 

ただ今、小平市鷹の台駅すぐ近くの小平市中央公園というところで「小平アートサイト2012」というイベントを行っています。

このイベントは武蔵野美術大学の彫刻学科の学生有志が始めたもので、なんと20年以上の歴史を持つそうです。武蔵野美術大学と小平市の後援を受け、美術に関わるあらゆる学生の表現の場としてでなく、地域住民を含む多くの人々にとっての美術とのふれあいの場となることを目指しています。
なんだか少しMMMに通ずるものがありますね^^

 

今年駅前のスペースでカラフルな樹脂の作品を展示した高良信彦さんは、この小平アートサイトでは同じシリーズで「丸く広がった液体のかたちIII」というタイトルの 作品を公園の林の中に展示していました。


高良信彦「丸く広がった液体のかたちIII」

 

那珂湊で展示したときとは違い、とても広い空間にのびのびと配置してありました。
秋の公園の静かな色彩の中で樹脂の原色が鮮やかに映え、林立する木々と作品の直線が少し重なって見えて面白い効果を感じました。

やっぱり展示する場所って大事だなあ・・・
ここでは遠目でも近目でもそれぞれ違った感じで色や形を楽しめました。

 

季節のせいかちょっときのこに見えます。
色が綺麗ですねぇ。。

 

平日の昼間に見に行ったので、 公園にはいろんな世代の人がそれぞれの時間を過ごしていました。子どもたちが遊び回っているのはもちろん、ようやく色づいてきた紅葉をとらえようと水彩で絵を描く人も何人か見かけました。

なかでも作品の周りをまわる様にして巡っているゲートボールコースに夢中のおじさんおばさんたちが印象的です。
楽しそうにゲームをする人たちの傍らに石膏の作品(ここでは女性のトルソー)がぽつりと地面においてある光景はなんだか不思議でした。それでいてそんなにミスマッチでないのはそれぞれが異質すぎるからかもしれません。変な融和が起きていました。

 

逆にその場にとけ込みすぎてすぐに見つけられない作品もありました。キャプションがなければ土地の一部になれそうです。

 

 

公園に展示されている作品はほんの一部で、多くは武蔵野美術大学にて同時期に展示されています。駅から少し歩きますが、玉川上水をそって歩く道は楽しいですよ^^
是非立ち寄ってみてください!

 

 

【小平アートサイト2012 ―点在する今—】

小平市中央公園
11月12日(月)〜11月22日(木)9:00〜17:00

武蔵野美術大学(9号館地下展示室)
11月15日(木)~11月22日(木)9:00〜17:00
(大学のみ日曜、祝日は休館)

トークディスカッション
日時:11月17日(土)17:00〜19:00
場所:武蔵野美術大学9号館地下一階展示室
ゲスト:久保田弘成、はしもとみお、本間桃代、手羽イチロウ

 

 

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