みなとメディアミュージアム2020→2021会期変更のお知らせ
8月30日(月)より開催を予定していた「みなとメディアミュージアム2020→2021」は、東京都や茨城県の新型コロナウイルス感染拡大状況を踏まえ、会期を変更いたします。
全体の会期を9月19日(日)から11月28日(日)とした上で、パフォーマンス作品や展示作品については、9月および11月の土日を中心に展示します。具体的な日程は下記の通りです。
展示作品:9/19(日)、20(祝)、25(土)、26(日)または 11/20(土)、21(日)、27(土)、28(日)
パフォーマンス作品:11/20(土)、21(日)、27(土)、28(日)の中から希望する日程
なお、上記日程は新型コロナウイルス感染拡大の影響などを踏まえ、変更する可能性があります。
本決定に関して、共同代表の小川楽生による文章を掲載いたします。
8/8より茨城県ひたちなか市がまん延防止等重点措置の対象区域に適用されたことを踏まえて、実行委員会内で本年度の開催について議論を重ねました。そのミーティング時間はゆうに8時間を超えます。結果として中止はせず、会期を9/19~11/28と長期開催とし、開催方法は、土日中心に開催する方針になりました。これは、展示をいくつかの期間に分散することで、人的移動を減らしつつ、確実にアート作品の展示を行うための決定です。こうした決定は、できる限り本年度のMMMを開催する方針をすることの意思表示です。すなわち、他芸術祭や美術館が軒並み中止・閉鎖の対応を取る中で、MMMとして文化芸術の矢面に立つ覚悟の表示です。MMMとして、2021年の開催を後悔することなく、アーティストの声や地域住民の声、実行委員の声を最大限に届けてまいる所存です。もちろん、開催にはあらゆるリスクが伴いますが、リスクの上に成り立つ「語りうる可能性のすべて」をなんとしても伝えていきます。よって、これまで以上に、スタッフやアーティストの体調管理、消毒やマスク、三密回避の徹底、抗原抗体検査、ワクチンの接種を進めてまいります。那珂湊地区の「夏の風物詩」という形からは少し姿を変えましたが、私たちMMMの思いは変わりません。これまでも、これからも、那珂湊という場所でしか紡ぐことのできない芸術祭を目指していきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(文責:小川)