三本木 歓

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展示期間
本展示の展示期間は11月20日、21日、27日、28日になります。
展示場所は百華蔵になります。アートマップはこちら


場所のもつ空間的な特質を建築的な視点・思考で読み込み、日常的な観点からは見落とされてしまうような構造や連関を顕在化させることを試みています。そこから喚起されたイマジネーションや認識が、日々の視点への広がりや豊かさへとつながっていくことを目指します。

船窪トポリサイタル

那珂湊の街の中にふと気になる地点を見つけた。「船窪」と記載があり、マップ上でクリックすると、その領域が赤線で囲われた。この船窪地区は、都市基盤が未整備のため長年宅地化が遅れてきた場所であり、現在、土地区画整理事業による市街地の形成が進められている。 変容の最中にある那珂湊の一つの光景、状況がここにある。 この街に暮らしている人々にとっては、通り過ぎてゆくごくありふれた日常の光景に過ぎないかもしれないが、私にとっては不思議と心惹かれる未知の領域であり、実際に赴きその状況と対峙してみたいと思った。 そもそもここはいつから船窪と呼ばれるようになったのだろうか( この地名は日本にいくつかあり、船底型をした盆地・窪地などの由来がある)。 船窪遺跡としてかつて発掘調査が行われたこともあるみたいだ。 造成され変容していく地形(topo-)と併走し、喚起された「語り(reciter)」とイメージの場。

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